
オリジナルTシャツを作るとき、多くの人が気にするのが「洗濯してもプリントが落ちないか?」という点です。せっかく作ったTシャツも、数回洗濯しただけで色あせたり、ひび割れたりしてしまっては台無しです。
本記事では、代表的なプリント方式の耐久性を徹底比較し、どんな用途にどの方式を選べば長く使えるのかを解説します。
目次
主なプリント方式の種類と特徴
シルクスクリーンプリント
最も歴史が長く、定番の方式。インクを版にのせて布地に直接刷り込む。発色が鮮やかで耐久性が高い。大量生産に向いている。
インクジェットプリント(DTG)
インクジェットプリンタで直接布地に印刷。フルカラーやグラデーションが得意。小ロットや1枚から対応可能。
昇華プリント
熱を加えてインクを生地に浸透させる方式。ポリエステル素材に適し、色落ちしにくい。スポーツウェアに人気。
カッティング圧着(ラバーシート)
カラーフィルムをカットし、熱で圧着する方式。ナンバリングや背番号などに多用される。耐久性は中程度。
転写プリント
専用シートにプリントし、熱で生地に転写。小ロットや複雑なデザインに対応しやすいが、耐久性はやや劣る。
耐久性の比較ポイント
洗濯回数による色落ち
- シルクスクリーン:30回以上の洗濯でも色あせが少ない
- インクジェット:10〜20回で徐々に色が薄くなる場合あり
- 昇華:生地に染み込むため、ほぼ色落ちなし
- 転写・圧着:10回程度でひび割れや剥がれのリスク
摩擦・アイロンの影響
- シルクスクリーン・昇華は比較的強い
- インクジェットは摩擦に弱い
- 転写はアイロンで剥がれる可能性がある
生地との相性
- 綿100%:シルクスクリーン・インクジェット向き
- ポリエステル:昇華プリント最適
- 混紡:カッティング圧着が無難
プリント方式別 耐久性比較表
| プリント方式 | 洗濯耐久性 | 発色の鮮やかさ | コスト | 小ロット対応 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| シルクスクリーン | ◎ 長持ち | ◎ | ○ 枚数多いと安い | △ | 部活Tシャツ、大量生産 |
| インクジェット | △ | ◎ 写真・フルカラー | ○ 小ロット可 | ◎ | 個人制作、デザイン性重視 |
| 昇華プリント | ◎ 色落ちほぼなし | ◎ | △ 素材限定 | ○ | スポーツウェア、ユニフォーム |
| カッティング圧着 | ○ | ○ | ○ | ○ | 背番号、ネーム入れ |
| 転写プリント | △ | ○ | ◎ 安価 | ◎ | 小ロット、イベント用 |
用途別おすすめの選び方
- 長期間使いたい(部活・チームウェア) → シルクスクリーン or 昇華
- フルカラーや写真を使いたい → インクジェット
- 一時的なイベントや少量制作 → 転写プリント
- 番号や名前などのカスタム → カッティング圧着
洗濯で長持ちさせるコツ
- 裏返して洗濯ネットに入れる
- 漂白剤は使わない
- 乾燥機を避け、自然乾燥がおすすめ
- アイロンはプリント部分を避ける
まとめ
オリジナルTシャツのプリント方式はそれぞれに特徴があり、用途と耐久性のバランスを考えて選ぶことが大切です。
- 長持ち重視ならシルクスクリーン・昇華
- デザイン自由度ならインクジェット
- 少量や短期イベントなら転写やカッティング圧着
見積もりの際には「プリント方式を指定」し、「どれくらいの耐久性を求めるか」を伝えることで、より満足度の高いTシャツ制作ができます。
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